データを駆使したスポーツは、野球やサッカー、アメリカンフットボール、ラグビーなどが知られる。2017年4月にデータサイエンス学部を開設した滋賀大はスポーツ分野のデータ分析を実施しており、チーム力を向上させたいという滋賀レイクスの意向を受ける形で協力することになった。
シュート位置を分析
GM「新モデルに」
学部開設時から在籍している3年生4人と2年生1人、教員3人の体制で、滋賀レイクスやほかのBリーグ所属チームのシュート位置やタイムアウトをとる時間帯、選手交代のタイミングなどを分析。その結果を受け取った滋賀レイクスはデータを基に戦略と戦術を立てて試合に役立てる。協定の有効期間は来年6月30日までだが、延長の場合もある。
締結式には滋賀レイクスの西村大介GM、滋賀大データサイエンス学部長の竹村彰通教授、PRO―SEEDの青栁孝幸社長らが出席。西村GMによると、大学と協定を締結してデータ分析をするのはBリーグで最初だといい「データ分析がチームの勝利に直結すると期待している。バスケットボール界の新しいモデルになれば」と説明。竹村教授は「滋賀レイクスが強くなってほしいとの思いがあり、支援していきたい」と述べ、青栁社長も「滋賀レイクスに優勝してもらうことで、彦根をエンジニアの街にしたい」と意気込みを語った。
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