佐渡さんは「人は常に前を見て歩もうとしますが、時に立ち止まって振り返り、そして考えたうえでまた歩み始めます。そんな人生の道程への問いかけを若い女性の姿を借りて表現しました」と話している。
授賞理由として、日展はウェブサイトで「無駄のない人体の描写と確かな構成が目に留まった。抑制された色彩や絵具の扱い方も効果をあげている」とコメント。
佐渡さんは初めて出展した2012年に入選となり、14年には特選を受賞。「60歳を超えてから出展しており、早い段階で2回目を受賞できた。厳しい審査をくぐりぬけることができ、うれしい」と笑顔を見せていた。
ほかの部門を含む日展の作品展は11月1日から24日まで東京都港区の国立新美術館で開かれる。
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