渡辺教授は地球の誕生から現在までの歴史について、46億年前に地球が誕生し、最初の生命体が現れたのが38億年前、大気に酸素が出来たのが20~10億年前で、その後にオゾン層が出来、二酸化炭素が減ったと紹介。「生物が生息できるようになったのは5~6億年前で、人類誕生は15万年前。植物の数億年間にわたる光合成で、人類が生息できる環境が整った」と話した。
受験勉強の仕方にも触れ、「効率が大事だが夜型か早朝型かは、人によりけり。自分に向いたやり方を見つけて」と助言。また「歴史は勉強だと、日常と切り離して捉えがちだが、そうではない」「自分の国を知らないと外国でそのことは必ず指摘される。文系、理系に関わらず知っておいたほうがよい」とアドバイスした。
公開講義はひこね燦ぱれすで8月から始まり、来年2月までに計5回ある。先月の初回は建築学の高田毅士教授が招かれた。今後は▽11月=佐藤安信教授(平和学)▽12月=西秋良宏教授(先史考古学)▽2月=斎藤兆史教授(英語学習法)。問い合わせは東高℡0749(22)4800。
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