彦根市芹川町の川地工務店(川地将人社長)が開放しているコミュニティースペース「minto(ミント)」=長曽根南町=の利用者たちが千羽鶴を作り、先月27日から今月3日にかけて市内の高齢者施設に寄贈した。
同社は「地域の人と人との絆をまるく結び合う」を社是としており、2年半前に市民開放向けの一軒家を建設。「暮らしを『見んと』あかん」との思いからミントと名付けた。ミントでは市民主催によるパン作りやフラワーアレンジ、ベビーマッサージ、子ども塾などの教室が行われており、現在では22を数える。
千羽鶴の製作は、川地社長が「身の回りの絆への感謝を形にしよう」との呼びかけで半年前にスタート。全受講者にあたる約600人が織ったという。
千羽鶴はアイズケア(地蔵町)、さざなみ苑(城町2)、市グループホームゆうゆう(同)、大樹会特養老人ホーム(日夏町)の4カ所に250羽ずつ寄贈された。先月29日のさざなみ苑では受け取った高齢者たちが「うれしいです、ありがとう」と笑顔で応じていた。
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