湖東地域の文化と伝統にふれる「湖東宝さがしin彦根城」が先月29日、城内であり、子どもたちが乗馬や狂言などを体験した。彦根青年会議所が地域の伝統や文化、歴史を市民に学んでもらおうと企画。狂言、茶道、近江上布、そばうち、乗馬、甲冑、俳句、昔話の講話の体験コーナーを梅林や金亀公園などに設けた。
金亀公園で行われた乗馬コーナーでは、戦国時代に騎馬として使われたという木曽馬2頭が用意され、子どもたちが交代しながら乗って園内を2分間かけて1周。城西小5年生の家田望美君(10)は「馬の上でもひずめの音が聞こえて楽しかった」と話していた。
甲冑体験では段ボール製の甲冑などが用意され、子どもたちは実際に装着し、やりを手にして武士になり切っていた。若葉小6年生の西村祐星君(12)は「戦国時代の侍になった気分」と満足げだった。イベント後には、参加者全員で作った天守をかたどった切り絵(高さ360㌢×幅500㌢)が披露された。作品は5日から京橋付近の石垣に設置される。
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