文科省では防災教育を広める事業を進めており、滋賀県内では今年度、彦根市の城南、若葉、南の3小中学校と近江八幡市の1校で重点的に行われきた。今回はその総括として市教委が庄野さんを招き、城南小など3校の教職員ら86人が受講した。
庄野さんは震災後の5日間、国や県、東京電力から情報が何一つなかったことや、半年後に小中学校を開設したこと、12月に小中学生の再会の集いを開き、毎年継続していることなどを紹介。
防災への取り組みとして▽保護者や地域の人たちと連携しながら実効性のある訓練を計画的に行う▽学校が避難所になるという意識とそのマニュアルを作る▽情報収集や連絡の取り方を行政と整備する―ことなどをアドバイスした。
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