城下町に残る文化遺産を活用しながら地域経済の活性化を図ろうと、NPO法人ひこね文化デザインフォーラムが企画した「まちやプロジェクト」の第1弾。総事業費約2200万円のうち、総務省の地域経済循環創造事業交付金を活用し、約150年前の町屋を昨年10月から改装してきた。
木造2階建て延べ床面積約198平方㍍の建物の1階には食事用のカウンター、宿泊用の和室3部屋、交流用の和室1部屋、風呂とシャワー、トイレがあり、2階にはいずれも宿泊用の和室と洋室が2部屋ずつとトイレが整備。約100平方㍍の庭園からは隣接する明性寺の山門などが観覧できる。定員24人。1人の料金は1泊朝食付き5400円、素泊まり4320円。
また「彦根のよさと日本のこころ」を感じてもらうため、交流用の和室では日本や彦根の伝統文化の体験、歴史学習などの場としても使われる。サブマネージャーの水谷晴亮さんは「市民の皆さまには気楽に寄ってもらえる場に、宿泊客には彦根の歴史を学んでもらう場にもなれば」と話していた。正式オープンは24日。予約受付は10日~。問い合わせは9日以降に本町宿☎(30)9932。
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