市は、国体主会場整備に伴う駐車場や送迎バスの運行など受け入れ体制と警備員の確保が困難だとし、花火大会を中断すると発表。その後、市議会の予算委員会などで市議の反発を受けて、補助金の交付を中断すると修正した。
この花火大会の中断報道を知った西川さんは、自身が県内で開催しているイナズマロックフェス(今年は草津で9月21、22日)をあげ「この状況イナズマに預けてもらえないですかね?これまでもイナズマの派生イベント開催のお願いを彦根市や商工会議所に何度も突き返されてきました。話だけでも聞いて下さい。県民の皆さんが最優先です」とツイート。
市民らは西川さんのツイートをツイッターやフェイスブックなどSNSで取り上げ「花火大会がない夏は寂しい」などと開催を求める声が広がっている。
一方で、彦根市内では西川さんのツイートと並行する形で、民間団体らが花火大会の開催に向けた組織を立ち上げる動きも見られる。
議会では緊急質問
今年度の一般会計補正予算案など8議案が18日の市議会に提出されたが、市長の提案説明後、辻真理子議員が花火大会に対する市の正確な答弁を求め緊急質問を行った。
市は今議会の一般質問の答弁などで「花火大会を中断する」と答えていたが、市議の反発を経て「補助金の交付を中断する」と変更。これに対し辻議員は予算常任委員会で開催に含みをもたせる答弁もあったことをあげ「3つの答弁が存在しており、結局のところ花火大会は開催するのか」「実行委員会で開催が決まった場合、市は協力するのか」などと質問した。
市の担当部長は「答弁が異なり、お詫びする」と謝罪したうえで「補助金は出さない。議会終了後、すぐに実行委員会に集まってもらい、開催するかしないかは実行委員会で決定される」と返答。市の協力体制については「清掃や事務的なものなど人的な支援はできる」と答えた。
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