多賀大社で9日、恒例の古知古知(こちこち)相撲が奉納され、まわし姿の2人の青年が拝殿前に設けられた直径約4㍍の「土俵」で相撲をとった。土俵の回りには応援に駆けつけた多賀のキャラクター・たがゆいちゃんや大勢の参拝客が囲み、1戦ごとに大きな歓声が起こっていた。
多賀大社は重陽の節句(9月9日)に、豊作を感謝する祭り「古例祭」を営んでいる。祭り後半に行われる古知古知相撲は、同大社の神主が伊吹山の八岐大蛇(やまたのおろち)を退治したという故事にちなんで江戸時代から続けられている。現在はその年の農作物の出来を占い、東方の「力士」が勝つと豊作になると言われている。
今年は、共に氏子の戸崎達矢さん(21)が「多賀の里」、竹内智也さん(22)が「寿命ケ石」のしこ名を付け、東西に分かれ三番勝負。1勝1敗で迎えた最終戦、東方の戸崎さんが上手投げで竹内さんを倒し勝利した。
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