東日本大震災の被災者支援のため、彦根市立稲枝中学校の3年生が19日、枕約50個を作り、被災地へ送った。
3年生110人がクラスごとに分かれ、2人一組となって家庭科の授業の中で製作。生徒や教職員、地域住民が持ち寄った布を縫い合わせ、中にクッションを入れて仕上げていた。枕には、布切れを貼った「私たちは一生応援します」や「みんな同じ空の下」などのメッセージも書かれていた。
生徒の川岸華子さん(14)は「被災地の状況を見るたびに涙を流した。がんばってほしいという思いを込めて一生懸命に作りました」と話していた。
この取り組みは、埼玉県立岩槻商業高校野球部からの呼びかけで「夢枕プロジェクト」と題して始まり、今月初めには稲枝中女子バレー部の部員が枕50個を作り、被災地へ送った。
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