彦根市議選は24日、投開票され、新人全員を含む24人が当選。当日有権者8万6074人のうち、投票者は3万9289人で、投票率は市議選で初めて50%を割り込み、45・65%と過去最低の前回(52・21%)をも大幅に下回った。
今回の市議選には、現職18、新人6、元職1の25人が出馬。争点がなく、一人が落選するのみという選挙だったため、終始盛り上がりに欠け、その結果が投票率にも表れた。市選管からは「震災の影響や争点がなかったことで、低くなると思っていたが、ここまでとは・・・」との戸惑いの声も。
当選者の政党別では、民主3、公明2、共産2、無所属17だが、無所属の現職のうち自民系が7、民主・社民系が4、共産系1となっている。
北川「未来の子どもたちのため」
彦根市議選史上、歴代最年少の27歳9カ月で当選した北川元気氏=写真=は、当選の一報を受けて小泉町の選挙事務所で喜びの一声。「全力で彦根のために人生をかけていきたい。未来の子どもたちを笑顔にしたい」と意気込みを述べた。
北川氏は選挙戦中、街宣車を一度も使わず、自転車で市街地を走り回り、4日目には尻を痛め、以降毎日、辻立ちをしていたという。
東日本大震災の被災者支援で宮城県気仙沼市などで、延べ10日間、物資輸送や泥の搬出作業にあたり、「活動での経験を彦根でも役立てたい」と訴えてきた。
北川氏は「彦根の困難や課題を子どもにも分かりやすく公開し、皆で分かち合っていきたい。シンプルな政治にしたい」と意欲も語った。
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