大津市内で30、31日に開かれる「第1回滋賀B級グルメバトル」に県内から60団体が出場。滋賀彦根新聞では、彦根・犬上地区から出場する2団体の料理を紹介する。最初は居酒屋「酔候(すいこう)」(京町2)のBB丼。
BB丼はフライにしたブラックバスをご飯の上に乗せ、赤みそをかけた丼。店主の日比繁樹さん(59)=米原市=が今年初めに考案した。
外来魚のブラックバスは既存種を脅かす琵琶湖の悪者的な存在で、駆除の対象になっている。しかし、日比さんは県の職員として水産課に所属していた時に、ブラックバスを学校給食に導入。「現在、行政はブラックバスの撲滅作戦を展開し、『ごみ』のような扱いをしているが、もっと市場に流通させるようにすれば、積極的に収穫する形になるはずだ」と話す。
同店ではBB丼のほか、BB茶漬け、ブラックバスの刺身も提供しており、知り合いの漁師から買った新鮮な素材を調理。BB丼は魚の臭みがなく、あっさりとした味で、来店客には好評だという。
グルメバトル当日は300円で販売。日比さんは「優勝や上位進出よりも、ブラックバスを多くの人に、抵抗なく食べてもらうことが目標」と意気込みを語った。問い合わせは同店℡0749(24)0070。
30、31日午後3時~同9時に大津港特設会場で開催され、県内60団体のほか、全国のB級グルメ大会で2度のグランプリをとった「富士宮焼きそば」も特別に登場する。各料理100~500円で、チケットを100円×10つづりで販売。気に入った料理の投票箱にはしを入れて投票。上位3団体を表彰する。事前にホームページで各料理を写真入りで紹介している。
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