同図書館は、石田三成が入城する前の永禄年間(1558~70)の佐和山や彦根山を描いた様子と慶長5年(1600)の関ヶ原合戦による佐和山城落城直後の景観を表した「彦根御山(おんやま)絵図」の写し(江戸時代中期作)や、三成が佐和山城に入る前と落城後を合わせて井伊家家臣・花居清心が描いた「彦根三根(みつね)往古絵図」の写し(江戸時代後期作)、大正2年(1913)に発行された旧城下町の「彦根市街図」などを所蔵している。
これら約160点の史料の劣化防止と永久保存を目的にデジタル保存することにし、図書館振興財団(東京都文京区)の助成事業に申請。このほど、その認可が下り、748万円の補助が決まった。6月議会に提案し可決後、今年度中にデジタル処理を行い、来館者が閲覧できるようにする。
また将来的には、ネット回線を活用し、来館しなくても閲覧できるようなシステム作りも予定している。
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