平成22年10月施行の公共建築物木材利用促進法に基づき、県は学校や庁舎など公共施設を新設する際は木造化にしている。東高内には被服室や調理室、音楽室などが入る約870平方㍍の木造平屋建てが新築される予定で、昨年12月22日から工事が始まり、来年3月15日ごろに完成する。
木材は県内のヒノキやスギが使用。木造化は高コストや防火性、耐震性などに問題があるとされてきたが、設計の工夫や材料の適材適所で必要な機能は確保できる上、遮音や調湿、温熱など学習環境にも効果があり、県産木材の利用で雇用確保や森林保全にもつながるという。
見学会には県内市町の担当職員や建築業者の社員ら約100人が参加。県や施工業者から県産木材の利用状況や建築方法、木造化のメリットなどの説明を受けていた。
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