業種別には、産業用弁が前年比6・1%増の99億3300万円と3年連続で増加。前半の6月ごろまでは震災復興関連や海外の需要が好調に推移したが、8月以降は長引く円高と欧州危機、中国など新興国の経済減速などの影響で減少した。
水道用弁は同0・2%減の83億2100万円。船用弁は造船業の落ち込みで同9・8%減の23億2100万円。鋳物素材も造船業の低迷で同7・9%減の8億4700万円だった。
今年の見通しとして同組合は、新政権による経済再生への積極的な取り組み、震災復興の加速化、上下水道部門のインフラ整備などで、水道用弁や産業用弁の需要増が期待され、円安による造船業界の回復傾向を含めて、生産高は増加すると予想している。
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