産科医や小児科医、助産師、看護師への感謝の手紙・サンクスらぶレターを募集していた「安心なお産を願う会」(高居涼佳・代表)のメンバーが4日、手紙13通を持参し、彦根市中央町の神野レディースクリニックに訪問。神野佳樹院長に手紙と花束を贈った。11日には彦根市立病院へ訪問する。
願う会は、市立病院が産科の診療を制限した後の平成19年1月に彦根市内の女性を中心に結成。昨年6月から「サンクスらぶレター」を募り、今年3月までに匿名を含め90通の手紙が市などを通して届いた。
「先生、体を大事に」
神野院長「うれしい」
神野レディースへの手紙のうち、妊娠中に夫が大けがをし、回りが暗い雰囲気だったという市内の女性は「先生が温かい言葉で接して頂き、先生を信じて出産を迎えようと強く思った。出産を無事に終えて、すくすくと育っている命を大切に守りたい」などと記している。
また「市内に産める所が増えますように」さんは、母親同士で「神野さんの先生(院長)、やせたよね~」という会話が出ることをあげ「先生が元気でなければ笑顔の親子は見られません。どうぞ、お体を大事になさってください」などと、気遣う手紙もあった。
願う会のメンバーは、「1通1通に感謝の気持ちがこもっていて、神野レディースの存在をありがたく思っていることが改めてわかった」と述べ、手紙と花束を手渡した。
神野院長は「これまで非難されることも多々あったが、このような手紙をいただき、本当にうれしく思う」と笑顔で話していた。
手紙は県内外の病院や診療所、助産所など計27機関宛てにあり、神野レディースと市立病院以外は、順次、発送して届けていくという。
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