彦根市中薮町の彦根りんご園で11日、りんごの収穫祭が行われ、市内の子どもたちが収穫を楽しんだ。
彦根りんごを復活する会などが平成19年11月に市有地約1900平方㍍を借り受けて農園を整備。「平成」、「文化」、「芹川」の3種類の彦根りんごの苗木を植え、育ててきた。20年に初めて実をつけて収穫祭を行った。 今年は昨年の収穫が多かったためか、果実は少なかったものの、平成・13本、文化・10本の木にゴルフボール大ほどの実をつけた。収穫祭には彦根乳児保育所(中薮2)の園児23人や、金城・平田・城西の小学生、ほかの学区の子どもたち計約200人が参加。りんごを見つけては「ちっちゃい」「かわいい」などと言いながら、収穫しかごに入れていた=写真。
祖母の家に来て参加した旭森小2年生の沼波仁香(みか)さん(8)は「りんごの収穫は初めてで、楽しかった。夏休みのいい思い出になった」と話していた。収穫されたりんごは約500個で、1人3個ずつ提供された。収穫祭後は、隣の公園で流しそうめんと大道芸も行われ、園内は子どもたちの歓声で賑わっていた。
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