現代水墨画協会参事などを務める小田柿寿郎さん(63)=彦根市河原1丁目=の現代水墨画展が、11日までひこね市文化プラザメッセホールで開かれている。
120号の大作を含む水墨画34点と、彦根城内と周辺をスケッチした墨彩画12点。初期の写実的水墨画から理想とする現代水墨画への軌跡をまとめたという。
銀座の路地裏、日夏のさびれた小屋、東口が整備される前の彦根駅、曽根沼など彦根市内のほか、伊吹山、米原の漁村、木之本の古民家など湖北の風景を描いた作品がある。同じ場所で水墨画と油絵を描き分けたコーナーや、竹生島と稲枝の湖岸の風景をミックスさせたものもある。
小田柿さんは「水墨画は素晴らしい芸術。水墨画が芸術の一分野を占めていることを知ってもらいたい」と来場を呼びかけている。
10日午後2時~は現代水墨画協会・川端豊次理事長による実演と講義、小田柿さんの作品解説も。開館は午前9時~午後5時だが、最終日の11日のみ午後4時まで。入場無料。
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