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2011年2月4日金曜日

福豆と福餅求め賑わう 多賀大社で節分祭、島根県の因原神楽団「鬼の舞」も

 多賀大社で3日、節分祭が営まれ、境内は福を求める約8000人(多賀大社発表)の参拝者で賑わっていた。
 節分祭には、県内外から選ばれた還暦の年男と年女計252人が、裃(かみしも)と千早姿となり、赤ずきんをかぶって、午前と午後の部に分かれて参加。
 本殿での祭典の後、境内に設けられた長さ約200㍍の特設の舞台で、島根県の因原(いんばら)神楽団が「鬼の舞」を奉納した後、年男と年女が舞台に登場。
 多賀大社の中野幸彦宮司と木村光伸権(ごん)宮司が射る白羽の矢を合図に、年男と年女が巫女の「鬼は外、福は内」の掛け声に合わせて、福豆と福もちをまくと、福を求める人たちが我先にと手を伸ばしていた=写真。今年は福豆約100㌔、福もち約300㌔がまかれた。

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