桐生君は、城陽小学校時代はサッカー部員だったが、足の速さがピカイチだったため、南中進学後は陸上部に入部。次第に頭角を現し、3年生の時には中学の全国ランキングで100㍍3位、200㍍1位になるほど成長した。
洛南高では1年生の時の国体が100㍍少年Bで優勝(タイム10秒58)、今年5月のインターハイでは高2歴代1位となる10秒27の記録を収めた。1年生から2年生にかけて上半身を中心に体づくりに励んだことが成長につながったという。
当初のジュニア日本記録は10秒23だったが、5日に行われた国体での桐生君の記録はそれを0秒02更新。桐生君は「これからもコンスタントに10秒2台が出せるよう、あせらずじっくりと0・01秒でも更新できるようがんばりたい」と述べた。
4年後のブラジル・リオデジャネイロのオリンピックへの出場を目指し、今後はスタートやメンタル面を鍛えるといい、「夢は日本人初の9秒台」と力を込めて語っていた。
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