同地区の女性たちが作るキャンドル「ほたてあかり」を企画・販売している県大生らによる田の浦ファンクラブ滋賀サポートチームが、同地区への新たな支援活動として企画。震災のことを学生たちに改めて考えてもらおうという狙いもある。
同地区のワカメは地元の漁師たちが昨年秋から養殖し、今年4月末に収穫し加工したもの。そのうちワカメ8㌔とくきワカメ7㌔を県大の生協が買い取って食堂で提供することになった。メニューは酢の物、浅漬け、スープのほか、うどんやそばにもトッピングされる。食堂内では震災後の経過を追った写真や支援活動の様子のパネル展も。19日までの昼と夜(看護学部は昼のみ)。
企画した一人の山形蓮さん(26)は「大学内でも震災に関する話題が少なくなっている。味わうことで、新たな支援のきっかけになれば」と話す。
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